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【建築学科一期生の会】第4回同窓会のご報告


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「建築学科一期生の会」第4回同窓会のご報告

 平成27年6月6日(土)12時より神大19号館地下1階LUX店で「建築学科一期生の会」の同窓会を行いました。本会形体になって、今年は第4回目となります。
 本会場開催は、幹事会へ学内開催の要望が有った事です。本来、会場選定には横浜領域の開催ポリシーが暗黙で有る為、開催場所に苦心していた幹事は、躊躇なく開催の準備をした処です。
 また、平成27年は学科創設50年に当り、前年には学内記念会も開催された事により、幹事としましては、プラスイベントの目論見で伝手を頼りに学舎見学実行で、受け狙いに走った次第です。幸いにも、内田青蔵先生(かんな会会長)と同学院生のご協力により実施する事が出来ました。
 開催に当たっては、本会開催の案内を作成し、出欠を確認し、再度、当日詳細案内を作成し、配布した次第です。50年の歳月の記憶の不安から案内図を添付した処、存外無事に通会に来れた様でした。4年通い慣れた道ですから、幹事の思い過ごしかと?恥ずかしい限りです。道路際の様子が随分変わったね!との感想です。
 
 本会開始1時間前の11時に3号館前に集合し、大前香菜さん(学院生)の案内の下、15名位の参加で3号館内の記念館で大学の変遷展示、8号館4階の建築製図室(本建物は当時そのまま)の見学、製図台・学生の名札・周囲の模型・女子学生一人に遭遇、12号館実験棟へと昔の記憶を蘇らせてくれました。但し、当方時代と随分内容が違いますが。
 懐かしさと驚きの時間でした。古いOB・OGには面白いと思いますが。さて見学が終わって、今回の会場前道路に出ますと、会場直行組が待っていましたので会の始まりです。
 
 今年の4回目は最大参加者25名で、初めての方も居られるので、各人の名札を下げる様にしました。実は、第一回目から加藤君の協力によりスナップ写真(各人名札付け)を作成し、二回目からは写真に名前キャプション入れを行い工夫してきましたが、初参加者もいますので本会二度目の名札造りです。本会初参加の人にとっては40数年振りに会う人、体躯変化と加齢により別人になって分からない人、実際に受付で全員が分かる訳ではなかったのです。まして50年経っても、A組B組での意識が強く、互いの会話が少なかったのかも分かりませんが?組中心だからとの声も中には聞かれ、驚きです。
 
 名札と微かな面影(随分変貌しましたが)と会話により50年前が蘇りました。
学生時代の行動、授業に来るのにいつも二日酔いの彼、麻雀での成果を話す彼、殆ど授業に出ずに試験用ノートを要求する彼、同ゼミなのに互いに何をやっていたか分からない同二人、会話での抑揚が同じなのでやはり彼なのだと分かる現実。また、仕事で立ち位置が違う同窓が一緒に仕事をした事。今日は同窓でも、昨日まではすれ違っても分からなかった現実、楽しさと驚きの連続です。そんなこんなに話が弾みました。
 昨年までの会場の横浜ポリシーと違って、学舎内の会場は何かリラックスした雰囲気の感じで、各人の会話も弾んでいる様でした。自分たちの今のスキルがこの場所に有るとの原点に戻って来た、との感じだと思います。
 
 本同窓は、160人位の新入学生として、何の歴史もない学科に一期生として足跡を残し、社会人のスキルを造った学科に対して、本当に熱いものが有ったのだと思います。
 本同窓は、谷口忠先生の元に参集された先生方とカリキュラムを実行して、一頁を書き入れた事、4年時には学生運動が活発でノンポリ生に於いても時代の渦に巻き込まれた事、就活では実績のない学科で苦労した事、OB・OGが居ない事は前を向いて進むしかなかった事、無事就職しても会社倒産で転職した事、起業して成功または失敗した事、同窓に裏切られた事、色々あるのですが全てを吐き出して話せる場がある事は幸せなのだと。一期生で有った事は、唯一の自慢できる事で、只々振り返って見ると大変な思いで歩んで来た事は事実なのだと、この様に話せるのも年を互いに重ねたからと感じる同窓会でした。
時間軸は年齢と共に短くなるとの事ですが、それであれば永く過ごせる人生のスキルの原点を同窓と再共有できる事で、それぞれ終活までに感慨に浸る場所が有っても良いのかと、そんな思いで継続できるまで本会を行う覚悟です。
 
 本会の運営方法を紹介しますと、3人(代表幹事:片岡、会計:川奈部、書記:佐々木)の幹事会により、同窓会企画、同窓案内(TEL・mail・郵送)、会運営費用出納、諸般について取り仕切っています。諸般の中には大事な同窓住所録作成と言う事も含まれます。
 案内を発送した処、ご親族の方から訃報の連絡を頂く場合もあります。鬼籍入りの方も住所録に記載されます。幹事が不得手な事や必要な時は、得意な同窓から応援の協力を得て行っています。会費は同窓会合から捻出し、必要最小限の出費と自己責任の範囲で行っている次第です。幹事は好きで行っていると思われるでしょうが、正にその通り、飲み会の口実にもなって居ります。
 この様な現況ですが、本会始まりが6月第一週土曜日で有ったので、それを踏襲してきました。老人は忘れやすいので年一回の同窓会日を固定したのです。早速携帯のカレンダーに打ち込みをする人もいます。今年の開催に当たり、6月第一土曜日は宮陵会等の大学本体の定期総会とブッキングしている事が判明したので、来年からは5月最終週土曜日に変更する事を本会二次会の席上で決定しました。 因みに次回会合は、平成28年5月28日(土曜日)で、会場、時間は未定です。 会合選定に向けての幹事会の始動は1月末です。
この報告を「かんな会」home-page で読まれた一期生で、本会の連絡が届いていない方がいれば、是非一報を下さればと思います。
 本会に限らず、同窓のゴルフ会や飲み会の小グループが存在しますので、幹事会へご連絡頂ければご案内可能かと思います。
 
 あなたへの連絡が行かなかったのは、一期生の会の幹事会が怠慢で有ったのかと反省して居ります。

連絡につきましては
片岡   090-8311-8549  hikataoka@gmail.com
川奈部 090-1554-5463  architecture-10.10_teresa@docomo.ne.jp
佐々木 090-9007-2707  sasaki82@e06.itscom.net
 
平成27年6月吉日 建築学科一期生の会 幹事会一同